Intel13世代CPUと12世代用マザボでPC組んだらWindowsのインストールでこけた話
1年ほど前、現状のPC(Core i7-9700KF & GTX1660Ti)になんの文句もなかったのですが、無性に自作PCが作りたくなってしまい、グラボを衝動買いしました。
せっかく買ったので、予算を貯めつつ1年かけて自作パーツを揃えていきました。で、12月にやっとそろったため、PCを組むことに。
いろいろ足りないですが、すでに買ってあったパーツは、古いPCに組み込んで使っていたので、ここには最後に買ったパーツだけ写っています。
(CPUクーラーが初期不良だったとか(交換済み)、マザボの箱の角がつぶれていて明らかに落下品だとか(Amazon許すまじ)、いろいろありましたが、ここでは割愛)
円安のせいで、12世代CPUの値段が高騰していたので、13世代の値段が少し落ち着くまで待ってから買いました。
AsusのROGのマザボ、初めて買ったんだけど、やっぱ高いマザボはいろいろ装飾が豪華ですね。
で、まあいろいろあったんですが、何とか組み上げて完成。
構成は、
CPU: Intel Core i7-13700K
クーラー: NZXT KRAKEN X53
マザーボード: ASUS ROG STRIX Z690-A GAMING WIFI D4
GPU: NVIDIA Geforce RTX 3080
メモリ: Kingston Fury Beast DDR4-3200 16GB×2
ストレージ: Samsung 980 (NVMe M.2 SSD PCIe Gen3.0)
電源: ApexGaming 750W Gold (旧PCから流用)
です。
無事、BIOSまでたどり着くことができたので、メモリのクロックを3200MHzにオーバークロックしてやりました。
しかし、起動してみると、映像出力がない()
何度か再起動していると、今度は表示されたけど、マウスが使えないとか、キーボードが認識しないとかBIOSがフリーズするとか不安定でした。一応メーカーの出してる数値でオーバークロックしてるんだけどなぁとか思いながら、クロックを定格の2400MHzに戻すと、BIOSまでは無事にたどり着きます。
BIOS行けたし、行けるはずだと思い、OSをインストールしようとするも、「システムに重大な欠陥があります」とか警告が表示されて、一切進む気配がない。
マザボが落下品だったし、壊れていたのかな、交換めんどいなとか思いながらも、調べていくと、なんとメモリを差す位置が推奨位置と違いました。というか、旧PC組んだ時も勘違いしていて、メモリスロットはA1,B1に差すものだとばかり思っていました...
差しなおすと先ほどの不安定な感じはなくなりました、一安心。3200MHzにオーバークロックしても何の問題もなくなりました。
旧PCのほうは間違えててもちゃんと起動したんですがね...
(マザボ: MSI Z390-A pro, メモリ: crucial DDR4-2666 16GB)
旧PCはオーバークロックメモリじゃなかったというのが大きいのかもしれません。相性問題もあるかもしれないですね。
これでいけるだろうとか思って、Windowsをインストールしようとしたのですが、またこけました。これまでにいろいろあって、なんか壊したかなと、かなり焦っていたのもあり、画面を撮らなかったのが悔やまれますね...
何が起きていたかと言うと、インストール画面が起動しませんでした。起動しようとしてはいるみたいですが、ROGのロゴでフリーズ。BIOSは起動するのに...
いろいろ調べていくと、どうやらFastBootとかいう設定がONになっていると、ロゴでフリーズする現象が起きるみたいです。FastBootをOFFにすると、ちゃんとWindowsのインストール画面にたどり着けました。
しかし、今度はインストールしようとすると、「システム要件を満たしていません」と出ます。満たしていない要件として、ありえそうなのがUEFIのブート設定(旧PCが初期設定だとレガシーブートモードだった)とTPM2.0の設定です。BIOS画面を見ると、ブートはUEFIだったので、TPM2.0の設定かなと思い、設定方法を調べました。
[Motherboard] Windows 11 をサポートするモデルとBIOSでTPM 2.0 を設定する方法 | サポート 公式 | ASUS 日本
上記のサイトを参考に<Enable Firmware TPM>を設定するも...
あれ?Trusted Computingの設定項目がないよ?
どこを見ても、何をやってもTrusted Computingの設定項目がありません...
3時間が過ぎ、時刻は夜中の4時、Win11をあきらめようかとすら一瞬思った時、
ふと某ガジェット系Youtuberの吉〇さんが言っていたことを思い出します。
初期BIOSはゴミ
マザボに入っていたBIOSは初期BIOSではありませんでしたが、13世代CPUの発売よりも前のバージョンでした。BIOSの問題じゃね?と思い、最新版のBIOSをUSBにダウンロード、BIOS画面でUSBからインストールしました。
そしたら、Trusted Computingの設定出てきたんですよね...3時間を返してくれ。
で、インストールを進めていくとまたもやトラブルが...
今度はSSDが認識しなくなりました。どんだけWindows入れさせたくないんだよって思うくらいには、トラブルが頻発しましたね...
時刻は夜中の4時半、意識が朦朧としていて、よく覚えていませんが、BIOSいじって再起動を何回かやっていたら直っていたような記憶があります。詳しいことは覚えてないんです。ごめんなさい。
今回苦労したこと
・CPUクーラー初期不良(取り付けなおすのめんどくさかった、動作確認は大切ですね...)
・メモリ差し位置を間違えていて起動せず
・FastBootでフリーズ
・BIOSのバグ?
・SSDが認識しない
自作PCを組むのはこれで、3~4回目になるんですが、ここまで苦戦したのは初めてでした。運が悪かったのもあるかもしれないですが...
iPhoneのダメポイント
日本人に大人気のiPhone!
私も、Xs→12Proと使ってきましたが、iPhoneのココが面倒くさい!と思ったところをいくつか紹介します。iPhoneだからといって、欠点がないわけではないんですよ...
ちなみに、私はアンチiPhone、アンチAppleではないのであしからず。
欠点としては...
1.スクショの誤撮影
2.充電端子
3.顔認証(最近はマシになりましたが...)
4.Windowsとの相性が悪い
です。
順に説明します。
1.スクショの誤撮影
iPhoneは、X(10,テン)世代から、SEを除きホームボタンがなくなりました。これにより、スクショの撮影方法が変わります。従来は、ホームボタン+電源ボタンでしたが、電源ボタン+音量(上)ボタンになりました。しかし、これが厄介で、画面を切ろうと電源ボタンを押すと、反動で音量ボタンも押してしまい、自分のホーム画面のスクショを何度も撮りました。
スクショを撮りやすくなったのはいいことですが、写真フォルダ内に、自分のホーム画面のスクショが溢れます。
2. 充電端子
iPadですら、USB type Cになる中、iPhoneは未だにlightningケーブルです。私はiPadやノートパソコンも使っているのですが、家や外出先でケーブルを2本用意しなければならないので、面倒くさいです。いつまで独自規格で勝負するつもりですか、独自規格の時代は終わりました、type Cに統一してください。
というか、LightningってType Cが出るまでは、かなり画期的な端子だったと思うんですよね。Appleが規格をオープンにしていたら、今頃はLightningが主流だったかもしれません。
3. 顔認証
最近マスクをしていても顔認証が通るアプデが来たので、多少マシになりましたが、顔認証だけというのはやめて欲しいです。アプデ前は最悪で、マスクを外すかパスコードを打たなければなりませんでした。また、光のあたり具合が悪い場所だと、頻繁に認証に失敗します。値段がかなり高い端末なので、指紋認証もつけて欲しいところです。
4. Windowsとの相性が悪い
数年前にWindowsパソコンにiPhoneの写真を移動しようとした時、WindowsパソコンとiPhoneの相性が悪くて、動画などサイズの大きいファイルは一筋縄ではいかなかった経験があります。今どうかは分かりませんが、もう少し企業間で連携を取って欲しいものです。
Realforceを買った話
Bluetooth付きのRealforceのキーボードを買いました。
超高級キーボードに憧れていたんですよね。
Realforceと関係ないですが、Amazonさん、むき出しでシール貼り付けて送ってきたんですよね。高級品の精密機器の配送としては雑すぎではないでしょうか...
Amazonで3万4千円でした。ちょっと高かったです。
机周りの無線化を進めようと思い、マウス、ヘッドセットと同時にキーボードも買い替えました。打感は、静音タイプなので、キーボード特有のカチャカチャ音はしません。メカニカルキーボードの青軸のようなカチカチ音もしませんが、打ち心地は最高級にいいと思います。静音タイプのキーボードってキーが重くなりがちだと思うのですが、さすがは日本製最高級キーボード、とても軽い打感でスコスコと打てます。カチカチ音のするキーボードでも良かったのですが、深夜に作業することもあるので、あんまりうるさいのは良くないと思ったため、これにしました。
キーの反応深さも、専用ソフトを使えば変えることもできます。
画像の通り、0.8mm 1.5mm 2.2mm 3.0mmから変えることができます。もちろんキーごとに反応深さが変えられて、ゲームで使用するwasdキーだけ軽くする、なんてこともできます。私はタイプミスが多いので、誤入力防止の3.0mmにしておきました。
パソコンデスクの周辺機器の線が全てなくなり、気持ちいいなーとか思ってたんですが、これが悲劇の始まりでした。
Windowsを立ち上げ、Bluetooth接続をしたことまでは、良かったのですが...
Bluetooth、BIOSで使えない問題が発生しました...
使えなくて困った、と思い、色々調べていくと、BluetoothってOS上でソフトウェア的にペアリングするので、OSの起動する前、BIOS画面では、使えないんですね...知らなかったよ、やっちまった...
なぜBIOSで使えないと困るか、と言うと、私はメインPCをWindowsとLinuxのデュアルブートできるようにしています。
デュアルブートしていると、OSを起動する前に、起動するOSを選ぶ必要があります。しかし、Bluetoothってソフトウェア的にOS上でペアリングしているので、OS起動前は認識してくれないんです。
わざわざ、拡張カードまで買ったのに...
どうしても無線にしたかったので、BIOSでもBluetooth接続できるような方法を血眼になって探したところ、HID Proxy対応のBluetooth USB Adapterを使うと、BIOSでも使えるかも!ということが分かりました。
というわけで、早速HID Proxy対応のアダプターを買ってみました。
PLANEX Bluetooth USBアダプター Ver.4.0+EDR/LE(省エネ設計)対応 BT-Micro4 | プラネックス | Bluetoothアダプタ 通販
買ったアダプターを上記の記事を参考にLinuxでいろいろいじってみました。が、BIOSで認識する気配は一切なし...
諦めて、USBの有線接続を使うことにしました、うーんって感じ
買ったアダプタは、i5-3570のジャンクPCに挿しておきました。OSは導入してあるので、そちらでWindowsを起動したときに、Bluetoothに切り替えて使おうかなと思っています。ジャンクPCについては、下記のブログをご覧ください。
で、しばらく使っていて、だんだん不満点が出てきました。
画像を見てもらえばわかると思いますが、テープが貼ってあると思います。なんで、こんなところにテープが貼ってあるかというと、この部分の板がなんか浮いてるんですよね。叩くと、ペチンペチンって音がします。ただ浮いているだけなら、3万円もする高級キーボードなのにこんなのでいいのかよ...で終わるのですが、強めに(といっても常識の範囲で普通に)タイピングすると、この部分から、ベンベンって音がします。これが非常に不愉快でした。おそらく、浮いているところに、キーを打ったときの振動が伝わり、響いてしまっているんでしょう。この部分を押さえて打つと不愉快な音はしなくなるので、テープを貼ってあるということです。ハズレを引いたか、と思ったんですが、Amazonレビューにも同じようなレビューがあったので、仕様なんですかね...
安い中華製品なら許せますが、日本製高級キーボードですからね
日本製は高いけど、あらゆる部分に配慮があって快適に使える、っていう時代は終わってしまったんでしょうか...
うーん、東プレさん...詰めが甘いよ...
まとめ
無線化目的ならBluetoothキーボードはやめたほうがいいと思います。BluetoothキーボードはBIOSで使わない場合でも、あんまり評判がよくありません。Bluetoothキーボードって長時間使わないと、休止モードみたいなモードになるんですが、そこからの復帰に毎回1,2秒かかりイライラするという意見もあるんですよね。無線キーボードでRealforceと同じ価格帯なら、LogicoolのG913キーボードの方がいいような気がします。こちらは、ちゃんとUSBレシーバでも接続可能です。(筆者はこれと迷って、Realforceにしたんですよね。Realforceを買ったことについて、後悔はしてないですが、オススメもできないです)
ただ、Realforceは、Bluetoothの接続先を4つ切り替えられるので、4つの端末を同時に使いたい、などであれば、いいかもしれません。普通にデスクトップ用で使うなら、有線オンリーのもののほうが1万円くらい安いし、いいと思いました。
AtCoder Beginner Contest 250で失敗しました
AtCoder Beginner Contestでまた大失敗をしました。
AtCoder Beginner Contest 249に参加した話
AtCoder Beginner Contest 249に参加しました。今回は4完に成功し、目標の水perfを達成することができました。
ネットに詳しい解説があふれているため緑色の私が解説する必要はなく、解説はしませんが、コンテスト中にどういう思考プロセスを取っていたのか(どういう独り言を言っていたのか)、まとめてみます。
A.
あー、また面倒そうなAが来たよー...
うーん、とりあえず歩くのと休むのをセットで周期として考えれば、いいんじゃないかな?
カッコつけるの面倒だから掛け算の順番変えちゃうか→WA
やっぱだめか...→AC
B.
すでに出てきたやつを記録しておけば、重複してるかわかるな
mapで記録して、1文字づつすでに出てきてるか確認すればいいね→AC
C.
ん?どういうこと?
とりあえずN<=15だし、bit全探索かな?
文字列から選ぶものをbit全探索して、そこに含まれる英小文字の数を数えればいいか...→とりあえず実装
あ、同じ文字列に同じ英小文字が2字以上含まれていると、カウントがおかしくなるな、工夫が必要だな→AC
D.
制約的にO(N^2)解法をどうにかしろって問題だな...
A_i/A_j=A_kってつまり、A_i=A_j*A_kだよな
A_jとA_kがA_iの約数ってことか、そういえば約数列挙ってO(√N)とかでできたよな
数列Aに出てきた数字の個数をmapとかでカウント→A_iの約数列挙→その約数とA_i/約数の出てきた数を掛け算したら何通りあるか求められそう
O(N√N)とかで間に合わないかな?とりあえずやってみるか→TLE
あれー...、いらないsortとか消してみるか...→AC(1600ms...?????)
補足: D問題は実際O(N√N)で通ります。ただ、mapがかなり重いため、制限ギリギリになってしまってTLEを出したようでした。後で、vectorやunordered_mapを使用したところ十分高速に動作しました。(200ms~600ms)
Geforce RTX3080を買った話
今更ですが、RTX3080を買いました。値段は13.5万円。
RTX3090Tiが驚異の30万円くらいなので、それと比較すると大したことないように見えますが、13.5万円です。10万円を超えています。グラボ高すぎ破産寸前です。
現在常用しているデスクトップPCが3年前くらいのハイエンドからミドルエンドくらい、CPUで言うとCore i7-9700Kなので、RTX3080を搭載してもその実力を発揮できるか微妙です。宝の持ち腐れ。というかそれ分かってて、ロマン!とか言って13万円飛ばしてるの頭おかしい。
そのうち、実力が発揮できるようなPCを組みたいと思います。
とはいえ、使わないで置いておくのももったいないので、しばらくは今のデスクトップで使いたいと思います。
もともと使っていた、MSI GTX1660Tiファン1個タイプと比較してみます。
横方向がかなり大きいことがわかると思います。しかも、ヒートシンクがでかいのでやたらと重い。ケースは選びそうです。ただ、縦方向の大きさはそんなに大きくないので、他社製のグラボよりもスマートな見た目です。
デザインはいいと思います。というかあんまりこだわりがないので、どのメーカーも格好よく見えます。
まず、FHD高品質です。
以前取った、GTX 1660Tiのベンチ結果です。比較用として貼っておきます。
GTX1660Tiと比較すると、その差は歴然です。さすがといったところでしょうか。
次に、4K高品質です。
4K高品質でも、快適判定。1660TiのFHDのスコアを上回っています。やっぱり強い。13万円の価値はあるかもしれません。高すぎるけど。
やっぱりRTX3080、激熱です。ケースに入れベンチマークを行ったところ、ケース表面が熱くなりました。GTX1660Tiではそんなに熱くならなかったので、ファンの数とか、エアーフローとか色々考えないと灼熱地獄になるかもしれません...
AtCoder Beginer Contest247で失敗した話
競技プログラミングって知っていますか?
簡単に言えば、プログラミングやアルゴリズムに関する問題が出されるので、制限時間内にプログラムを書いて答える、といったものです。AtCoderでは週に1~2回コンテストが開催され、その成績によって自分のレートが変動します。レートは400点おきに、色分けされており、例えば399→401となると、色が変わります(灰色から茶色)。詳しくは、AtCoderとか調べれば出てくると思います。ちなみに、私は緑色(900くらい)です。
さて、そのコンテストの一つである、AtCoder Beginer Contest247(ABC247)で失敗しました。
Beginerというくらいだから初心者向けなのですが、内容は初心者向けとはちょっと言いにくいレベルの問題が多いです。
世の中には、詳しい解説が溢れており、今更レートの低い私が解説する意味もないので、ここでは、私がコンテスト中に解いた問題のうちミスった問題だけ書くことにします。
B
要するに2回以上同じ名字や名前が出てきてたらダメってことなんですが、姓名が同じ(Tanaka Tanakaのようなもの)とかいう落とし穴に、見事に引っかかりました。(2ペナ)
こういうのすぐ引っかかるんですよね...
D
ここ最近で何度も出てきている、ランレングス符号化です。ランレングス符号化である事に気づき、dequeで実装すれば楽なのですが、一瞬頭をよぎった過去問を脳の隅に追いやり、クエリ先読みに走り、謎尺取法をしました。どう考えても実装で不利、ここで無限人に抜かされました。
レート-21!
はぁ...